【証券外務員】先物取引【第5.6回】

証券外務員講義

メンバーシップ紹介動画|最短最速で合格したい方へ

yui
yui

現役証券マンFP1級/CFPyuiです。YouTubeで外務員・FP・宅建の講義を出しています。

今回は信用取引に続き先物取引になります。

配点は42点です。

こちらは一種のみの試験範囲になります。二種の方は、金融商品取引法をご覧になってください。

学習のポイント
  • 暗記科目は頑張る
  • 計算問題難しかったら頻出以外は捨てる
  • 簡単な問題はしっかりとる
yui
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この記事はこんな人におすすめ

  • 先物取引の暗記が多すぎる
  • 計算問題がわからない
  • 先物取引難しすぎて泣きそうな人

証券外務員 第5回先物取引①

 証券外務員 第6回先物取引②

先物取引〇×問題

先物取引計算問題

先物取引聞き流し

学習の順番はこちらになります。

yui
yui

先物取引はめちゃくちゃ大事

なるべくわかりやすく説明します

先物取引は難しい?

inu
inu

先物取引、テキスト読んでも全然意味わからない

結局なにしたいか何覚えればいいかわからない!

neko
neko

先物取引は取引したことある人も少ないのでイメージがつかないのは当然

今回も仕組みがわからなくても問題を解ける方法教えます

先物取引は苦手意識がある方も多いはず。仕組みを1から理解するのではなく、大事なポイントを押さえれば合格できます。ただ、暗記項目も多いのでしっかりアウトプットをしてくださいね。

先物取引とは

先物取引とは例①例②
特定の商品(対象商品、原資産)を日経平均株価先物をお米を
来年の3月12日に来年の3月12日に来年の3月12日に
現時点で定めた価格(約定価格)で売買することを契約する取引現時点の価格である50,000円で売買することを契約する取引現時点の価格である
5,000円で売買することを契約する取引
yui
yui

そんなもんなんだ程度でOK

  • 証拠金を担保に大きな取引ができる (レバレッジがかかっている)
  • 将来の価格を今決める取引
  • 強制的な決済期限(限月)あり
種類株式・債券・商品先物の上場取引所は大阪取引所(OSE)
現物市場とは別々に価格付けが行われる(信用取引との比較)
決済方法反対売買最終決済
反対売買…売値と買値の差額を受払いする(差金決済)
最終決裁…現物受渡可能な商品→受渡決済
現物受渡不可な商品→差金決済
先渡決済条件をすべて売買の当事者間で任意に定められる相対取引
利用方法
ヘッジ取引リスク回避
スペキュレーション取引投機利益の獲得
裁定取引
(アービトラージ取引)
裁定利益の獲得
yui
yui

頻出入替問題

絶対間違えないように

先物理論価格将来の先物価格はこのくらいになるはずと計算した目安の値段
公式物理論価格=物価格+キャリーコスト
$$キャリーコスト=現物価格×短期金利×\frac{満期日までの月数}{12}$$
yui
yui

先に現れたきゃりーぱみゅがぱみゅが下駄履いて月に帰った

問題

TOPIX現物が1,050ポイントで短期金利年率1.2%のとき、3か月後の先物理論価格を求めよ※先物理論は円未満を切り捨てる

答.1,053円

$$キャリーコスト=1,050円×1.2%×\frac{3}{12}≒3$$

先物理論価格=1,050+3=1,053

指数先物取引

yui
yui

赤文字は頻出!

気合で覚えてね

日経225先物TOPIX先物
取引所大阪取引所
限月6.12月(直近16限月)3.9月(直近3限月)6,12月(直近10限月)3,9月限(直近限月)
差金の授受反対売買:反対売買を行った日の翌営業日
最終決済:取引最終日から起算して3営業日目
最終清算指数取引最終日の翌営業日における特別清算数値(SQ)
取引最終日各限月の第2金曜日前営業日に終了する取引日
取引開始日直近限月の取引最終日の翌営業日
取引単位日経平均株価の1,000倍TOPIXの10,000倍
呼値の単位10円0.5ポイント
値幅制限サーキットブレーカー制度あり
立会外取引/売買方法立会外取引(J-NET取引)/個別競争取引

※取引単位:日経225miniは日経平均の100倍、ミニTOPIX先物はTOPIXの1,000倍

※呼値単位:日経225miniは5円、ミニTOPIX先物は0.25ポイント

yui
yui

前営業日・翌営業日は図でイメージしよう

サーキット・ブレーカー制度相場加熱時に投資家に冷静な投資判断を促し、相場の乱高下を防止するため
ギブアップ制度注文の執行業務とポジション・証拠金の管理といった清算業務を、異なった取引参加者に依頼することができる制度
カレンダースプレッド取引同一商品の先物の異なる2つの限月間の取引の価格差が一定の水準近辺で動くことを利用した取引
スプレッド:大-小  損益:売-買
問題

問題文~~~(省略 読まなくてOK)

期近物期先物スプレッド
開始時
終了時
売 19,200円
買 19,800円
買  19,300円
転売 19,500円
(ハ)円
(ニ)円
損益(イ)円(ロ)円
公式

スプレッド:大-小  損益:売-買

答 イ=19,200-19,800=-600円

  ロ=195,00-19,300=200円

  ハ=19,300-19,200=100円

  ニ=19,800-19,500=300円

yui
yui

ハとニは絶対マイナスがつかない

国債先物取引

yui
yui

ここも赤文字は頻出!

入替問題に気を付けて

標準物利率と償還期限を常に一定とする架空の債券
受渡しの対象となる銘柄を複数定めるバスケット方式となっている
受渡適格銘柄売方が銘柄を選定すること(うとう)
長期国債先物中期国債先物
取引所大阪取引所
対象商品利率年6%、償還期限10年の長期国債標準物利率年3%、償還期限5年の中期国債標準物
限月3、6、9、12月限(直近の3限月)国債の3
差金の授受反対売買を行った日の翌営業日
受渡決済期日各限月の20日
取引最終日受渡決済期日の5営業日前
取引開始日直近限月の取引最終日の翌営業日
取引単位額面1億円
呼値の単位最小刻みは1銭
注文方法指値注文成行注文いずれも可能
制限値幅制限値幅が定められている/サーキット・ブレーカー制度あり
立会外取引/売買方法立会外取引(J-NET取引)/個別競争取引

問題

問題

長期国債現物を額面10億円保有。現物の価格は現在103.10円、先物の価格は98.20円。
1ヵ月後、現物は102.00円、先物は96.50円。
2ヵ月後、現物は104.00円、先物は98.80円。
最も妥当な投資を選べ。
1.そのまま長期国債10億円を保有し、2ヵ月後に売却した。
2.直ちに保有する長期国債現物と同額面の長期国債先物を売り、1ヵ月後に長期国債先物を全額買戻し、長期国債現物も全額売却した。
3.直ちに保有する長期国債現物と同額面の長期国債先物を売り、2ヵ月
後に長期国債先物を全額買戻し、長期国債現物も全額売却した。
4.1ヵ月後に長期国債現物と同額面の長期国債先物を買い、2ヵ月後に長期国債先物を全額売却し、長期国債現物も全額売却した。
5.1ヵ月後に長期国債現物と同額面の長期国債先物を売り、2ヵ月後に長期国債先物を全額買戻し、長期国債現物も全額売却した。

解き方

①表にまとめる

②現物の式は売ー現在の価格

③先物の式は売ー買

④②+③で一番大きい数字の選択肢が答え

①表にまとめる

現在一か月後二か月後
現物103.1102104
先物98.296.598.8

②現物を求める

選択肢(現物から)

1.そのまま長期国債10億円を保有し、2ヵ月後に売却した。104-103.1=0.9

2.1ヵ月後に、長期国債現物も全額売却した。102-103.1=▲1.1

3.2ヵ月後に、長期国債現物も全額売却した。104-103.1=0.9

4.2ヵ月後に、長期国債現物も全額売却した。104-103.1=0.9

5.2ヵ月後に、長期国債現物も全額売却した。104-103.1=0.9

③先物を求める

1.該当なし

2.直ちに長期国債先物を売り、1ヵ月後に長期国債先物を全額買戻し 98.2-96.5=1.7

3.直ちに長期国債先物を売り、2ヵ月後に長期国債先物を全額買戻し 98.2-98.8=▲0.6

4.1ヵ月後に長期国債先物を買い、2ヵ月後に長期国債先物を全額売却し 98.8-96.5=2.3

5.1ヵ月後長期国債先物を売り、2ヵ月後に長期国債先物を全額買戻し 96.5-98.8=▲2.3

現物先物合計
0.9×0.9
▲1.11.70.6
0.9▲0.60.3
0.92.33.2
0.9▲2.3▲1.4

以上から④が適切な投資といえる

yui
yui

一見長くて難しそうだけど、

引き算と足し算をするだけなので簡単♪

証拠金制度

証拠金制度証拠金とは、取引契約の履行を担保するために差し入れるもの。顧客が取引を行った場合、清算参加者である金融商品取引業者等に証拠金を差し入れる必要があり、証拠金は(現金不足額以外は)有価証券で代用可
問題

長期国債先物を額面金額10億円(清算値段103円)買建て、証拠金所要額は1,000万円と計算され、全額代用有価証券で差し入れた。長期国債先物の清算値段が100円に下落し、代用有価証券につき、100万円の評価損が発生した場合に必要とされる対応として、正しいものを選べ。証拠金所要額1,000万円とする。

1.省略

2.建玉の評価損については、現金を差し入れる必要があるが、代用有価証券の評価損については、有価証券を差し入れても構わない。

3.4.5省略

建玉=先物取引における未決済のポジション

証拠金所要額公式

公式

証拠金所要額=SPAN-ネット・オプション価値の総額

問題

ある顧客が~SPAN証拠金額は4億5000万であり、ネット・オプション価値の総額はマイナス2億円であった場合の証拠金所要額を求めよ

答.6億5000万

4.5億-(-2億)=6.5億

商品先物取引

金標準先物
原資産金地金
限月2、4、6、8、10、12月限(直近6限月)
取引単位1kg

練習問題

問1.裁定取引とは、先物と現物又は先物と先物の間の価格関係のゆがみを利用して利益を狙う取引である。

答.〇

問2.日経225先物は、東京証券取引所で取引されている。

答.×大阪取引所

問3.TOPIX先物取引の取引最終日は、各限月の第二金曜日の翌営業日である。

答.×前営業日

問4.TOPIX先物の新限月の取引開始日は、直近限月の取引最終日である。

答.×取引最終日の翌営業日

問5.日経225先物取引の取引単位は、日経225の数値に10,000円を乗じて得た金額1単位とする

答.×1,000

問6.ミニTOPIX先物取引の取引単位は、東証株価指数に1,000円を乗じて得た金額1単位とする

答.〇

問7.中期国債先物取引の標準物の利率は年3%である

答.〇

問8.長期国債先物取引における取引最終日は、受渡決済期日の翌営業日である

答.×5営業日前

問9.長期国債先物の呼び値の単位は額面100円につき1銭である

答.〇

問10.国債先物取引の注文方法は指値注文のみであり、成行注文は認められていない。

答.×成行も可能

まとめ

先物取引は難しく考えず、取れるところだけ取っていきましょう

証拠金不足額は公式も多いので、ここで躓くようなら次に行ってください。

他の大事なところで点数を落とさなければ合格は問題ありません。

次回はオプション取引ですが、計算問題が重要になってきます。

一緒に頑張りましょう

yui
yui

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