今回は取引所定款・諸規則に続き証券市場の基礎知識・付随業務になります。
配点は20点です。
一種二種共通分野になります。
- 暗記が多いのでアウトプットを中心に行う
- 頻出分野を中心的に行う
この記事はこんな人におすすめ
学習の順番はこちらになります
最後!頑張ってね
金融システムと証券市場
直接金融と間接金融 | |
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直接金融 | 証券、株式、債券 |
間接金融 | 銀行 |
発行市場と流通市場 | |
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発行市場 | 第一次取得(プライマリーマーケット) |
流通市場 | すでに発行(セカンダリーマーケット) |
金融業者が店頭デリバティブ取引を行うには内閣総理大臣の登録が必要(×認可)
主要機関
①証券取引等監視委員会
自主規制機関ではない。強制調査権がある。
②投資者保護基金
適格機関投資家を除き、1000万を保護する
③自主規制機関(証券取引等監視委員会を含まず)
①各金融商品取引所②日本証券業界③投資信託協会
ここが一番頻出
付随業務
付随業務…第一種金融取引業者または投資運用者が総理への届出や承認なしに行うことのできる業務
付随業務 |
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有価証券の貸借(×売買)またはその媒介もしくは代理(株式等の貸借取引) |
信用取引に付随する金銭の貸付 |
累積投資契約 |
有価証券に関する顧客の代理 |
投資信託~の収益金、償還金または解約金の支払いに関する業務の代理 |
ほかの事業者の経営に関する相談に応じること |
※PTS運営業務、元引受業務は付随業務ではない
キャッシング業務
キャッシング業務…MRFの解約請求を行った顧客に対し、金銭が支払われるまで解約代金相当額の貸付を行うこと
キャッシング業務 | |
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貸付限度額 | MRF残高に基づき、~省略~500万 |
貸付利息 | 解約請求日から翌営業日前日までにMRFの分配金手取り額 |
貸付期間 | 貸付が行われた日の翌営業日までの間 |
申込 | 書面は不要 |
時間が無い場合は、500万・翌営業日前日だけ覚える
株式累積投資
上場株券だけでなく、債券、投資証券なども可能
毎月一定日に特定の銘柄の株式等を買い付けるし制度=ドル・コスト平均法
契約の締結 | 予め約款を交付する |
買付株式の選定と方法 | 金融業者が指定 |
単元株に達したとき | 保護預かり口座に振り替えられ株主となる |
※株式ミニ投資と比較されて問題が出される
インサイダー取引
例外 累積投資契約
除外
- 一定の計画に従っている
- 継続的に行っている
- 一か月あたり100万円に満たない
練習問題
証券市場と基礎知識・付随業務の練習問題全10問になります。
何度も解いて練習がおすすめ
練習問題
問1.証券市場のうち株式市場は「直接金融」に分類され、債券市場は「間接金融」に分類される。
問2.証券取引等監視委員会は、証券業界の自主規制機関である。
問3.付随業務の一つに、累積投資契約の締結がある。
問4.付随業務の一つに、元引受業務がある。
問5.付随業務の一つに、信用取引に付随する金銭の貸付がある。
問6.付随業務の一つに、有価証券の貸借又はその媒介もしくは代理がある。
問7.付随業務の一つに、有価証券に関する顧客の代理がある。
問8.店頭デリバティブ取引は付随業務に該当する
問9キャッシング業務に係る貸付限度額は、MRFの残高に基づき計算した返還可能金額又は500万円のうちいずれか少ない金額を基準としている。
問10.株式累積投資において、ドルコスト平均法とは株価の動きやタイミングに関係なく株式を定期的に一定額ずつ購入する方法である。
まとめ
今回で講義は終わりです。
インプット以上にアウトプットをしっかりやってください
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