【FP3級第2回】ライフプランニングの手法【ライフプランニングと資金計画】

FP講義

FP3級講義、第二回ライフプランニングの手法を始めます。

第一回はこちら☞FPと倫理

【FP3級】第2回ライフプランの手法【ライフプランニングと資金計画】

【FP3級】第2回ライフプランの手法【ライフプランニングと資金計画】

yui
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つまづく人が多いところなので

気合をいれよう

学習のポイント
  • 係数は絶対に点数を取る
  • 教育・住宅に力を入れ、老後はそこまで頑張らない
  • メリハリをつけて学習をする

この記事はこんな人におすすめ

  • ライフプランの勉強方法がわからない
  • 楽して点数を取りたい人
  • 係数がわからない
yui
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今回は第2回のライフプランニングの手法。

係数は絶対に得点源にしよう

ライフイベントと3大必要資金

inu
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そもそも3大必要資金って何?

3大必要資金
  • 教育資金
  • 住宅取得資金
  • 老後資金
yui
yui

この中では住宅に一番力を入れよう。次に教育。

老後はそんなに出ないからほどほどで大丈夫

ライフプランニングの手法

ライフプランニングの手法
  • ライフイベント
  • キャッシュフロー
  • 個人バランスシート

この3つでライフプランニングを行っていきます。

ライフプランニングの手順
  • 顧客の希望や目的、現状を聞く
  • ①の顧客から収集した情報をもとに現状の問題点を分析する
  • ②で明らかになった問題点を解決するための対策とプランを立案する
  • プランの実行を支援し、定期的なフォローをする

並び替えで出題されることもあるので軽く目を通しておこう

ライフイベント表

人々の一生の中で経験する重要な出来事や変化を時系列で整理した表になります。

誕生、学校入学、就職、結婚、子どもの誕生、定年退職など。

ライフイベント表は、人生の大きなイベントを振り返るために使ったり、将来の計画を立てる際に活用します。

出展:日本FP協会

yui
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将来どんな感じでお金がかかりそうかな?

来年は入学とかで出費が多い年になりそう…などが一発でわかるよ

キャッシュフロー

企業や個人の一定期間における現金(キャッシュ)の流れを記録した財務諸表の一つです。

この表は、現金の収入と支出を詳細に示すことで、現金をどのように使っているか、またどれだけ現金を生み出しているかを把握するために使用されます。

収入欄には可処分所得を記入

     →実際に自分が使えるお金

可処分所得=年収-(社会保険料+所得税+住民税)

yui
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可処分所得の計算式は覚えよう

個人バランスシート

一定時点(3/31)における資産と負債を見る表

yui
yui

左と右は同じ値になるよ

資産が5000なら、負債+純資産も5000

この場合の純資産を求めると…

資産は5000万円だから、負債と純資産の和も5000万円になる。

負債が3500万円なので、純資産は1500万円となる。

6つの係数

係数ってなに?

係数で求められるもの
  • 毎月5万円積み立てたら10年後いくらもらえる?
  • 20年後毎月100万円取り崩すのにいくら今準備する必要がある?

何度も問題を解き、手を動かしてキーワードを見つけて慣れる

係数の解き方

係数の解き方
  • なんとなく理解する(正直なんとなくわかっていなくてもOK
  • 動画や解説を見ながら問題を解く
  • どうやって求めるか?キーワードは?どうやったら点数が取れるかを確認
  • だんだんと見ないで解けるようにする
yui
yui

慣れてしまえば超楽勝だから頑張ろう

6つの係数

終価係数現在の金額を複利運用した場合、一定期間後の金額を求める
現価係数一定期間後に一定金額に達するために必要な元本を求める
年金終価係数毎年一定金額を積み立てた場合、一定期間後の元利合計を求める
減債基金係数一定期間後に一定金額を用意するための毎年の積立額を求める
資本回収係数現在の一定金額を一定期間取り崩した場合の受取額を求める
年金原価係数将来の一定期間にわたり一定額を受け取るために元本を求める
inu
inu

こんなの覚えられないよ無理だよ

yui
yui

コツがあるから大丈夫♪

まずは一気に6つ覚えるのではなく、

キーワードと、現在と将来どちらを求めるのかをグループでわけましょう

キーワードでグループわけ

キーワード:一括運用
終価係数現在の金額を複利運用した場合、一定期間後の金額を求める
現価係数一定期間後に一定金額に達するために必要な元本を求める
キーワード:積立
年金終価係数現毎年一定金額を積み立てた場合、一定期間後の元利合計を求める
減債基金係数一定期間後に一定金額を用意するための毎年の積立額を求める
キーワード:回収
資本回収係数現在の一定金額を一定期間取り崩した場合の受取額を求める
年金原価係数将来の一定期間にわたり一定額を受け取るために元本を求める

現在と将来どちらを求めたい?

どちらを求めたいか
  • 100万円を年利2%で積みたてると5年後にいくらになっているか? ⇒ 将来
  • 100万円用意するために年利2%で5年間積み立てるにはいまいくら必要か? ⇒ 現在

問題文を読むとどちらを求めたいかわかります。

そして将来か現在どちらを求めたいかわかった場合にはさきほどの係数を以下で区別します。

将来を求める→

現在を求める→

問題の解き方

問題の解き方
  • 係数表は覚える必要なし
  • 該当する数字を掛け算をする
  • 最初はキーワード忘れたりするので慣れないうちは解説を見ながら何回も解く
yui
yui

実際に解いてみよう

演習問題

問1 100万円を年利2%で運用した場合、5年後の金額はいくらか。

答.1,104,100円

→終価係数

100万円×1.10141=1,104,100円

問2 年利2%、5年後に100万円を用意するためには毎年いくら必要か。

答.192,200円

→減債基金係数

100万×0.1922=192,200円

問3.5年間にわたって20万円ずつ受け取る場合、年利が2%のとき必要な元本はいくらか。

答.94.2700

→年金原価係数

20万円×4.7135=94.2700

まとめ

係数はFPで絶対に出題されます。

何度も問題を解いて得点源にできるようにしましょう。

第3回はこちら☞ライフプラン策定上の資金計画

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