プライマリーPB(プライベートバンカー)の試験を受けてきました。
3科目一発合格しました
今後受験を考えている方は早めの受験がおすすめだよ
おめでとう!
…でもそもそもプライベートバンカーの資格ってなに?
この記事はこんな人におすすめ
※プライマリープライベートバンカー=以後プライベートバンカーと表記
今回は2023年4月から新課程になったプライベートバンカーの資格についてまとめてみました。
新課程についてまとめている記事も少ないので
これから受験を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
自己紹介・受験スケジュール
私は現在証券会社で働いていますが、
プライベートバンカー業務では全くないです。
普段はリテールをしています
知識をつけるために受験しました。
ちなみにシニアPBは取る予定はありません。
(というか難しくて無理)
私の受験スケジュールはこのようにしました。
※問題集発売に合わせ受験
受験日 | |
Ⅰ単位 | 2/4 |
Ⅱ単位 | 1/7 |
Ⅲ単位 | 12/8 |
ただ、試験は毎日やっていますが結構空きがないんので早めに受験予約をすることをオススメします。
3営業日前まではキャンセルができるので、とりあえず日時を決めておいて
学習を進め間に合いそうになかったら試験日時変更がオススメです。
試験受けたいのに予約が取れないのは本当にストレス。。。
特に会社員は時間に厳しい。
なるべく早めに予約が吉◎
日曜日もやっていて結構空いていますが時期によります。
私は仕事終わりは間に合わないため、私は日曜日に受験していました。
試験概要
学習要綱 | Ⅰ単位…顧客のかかわり・ファミリービジネスの特徴とガバナンス・職業倫理・行為基準/財産状況の把握・金融資産の運用 Ⅱ単位…不動産の運用/相続の法務、税務、納税資金対策・信託を活用した資産の管理と成年後見制度 Ⅲ単位…事業価値源泉の把握と企業価値評価・事業の承継(親族内/外) |
問題数 | 40問 |
試験時間 | 100分 |
合格最低点 | 非公開だが、約70%以上の得点率で合格 =28/40問 |
試験方式 | CBT (4肢択一) (毎日受験可能) |
受験料 | 8,400円×3教科=25,200 |
受験資格 | 誰でも可能 |
テキスト | 『新プライベートバンキング』第1~3分冊 |
申込 | 証券アナリストウェブサイトにて |
合格率
合格率は新課程になってからかなり高いです。
以前は合格率が60%ほどでしたが、現在は90%ほどです。
今後調整がありそうなので、試験の空き状況でご説明した通り
検討されている方は早めに受験したほうがいいと思います。
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
2023年度 | 1,116 | 983 | 88.1% |
6割の合格率が8.5割とかなり高いです。
早めの受験がホントにおすすめ!
FPとの違い
プライベートバンカーって富裕層営業向けの資格だよね?
いわゆるFPとは何が違うの?
FPは一般の家計が対象
PBはオーナー経営者を顧客対象
難易度 | FP資格 | PB資格 |
難 | シニアPB | |
FP1級 | ||
プライマリーPB | ||
易 | FP2級 |
難易度はFP2級よりも少し深いところが聞かれました。
ただ、試験範囲はかなり重複していますので、
FP2級を合格されている方はそこまで苦労しないと思います。
2023年4月1日から新課程に
2023年4月1日から新課程に移行しました。
会社で受けた人がいたので昔のテキストを見てみましたが、
重複部分は6割ほどに感じました。
試験内容なども変わっています。
基本的な問題は変わりませんが
新しい制度も出ているため、昔のテキストをお持ちで
受験されたい!という方は買いなおししたほうがいいかと思います。
参考書代けちって試験に落ちると8400円。。。
問題集・テキスト
プライベートバンカーの資格は参考書が公式しかないので
どれを使えばいいか不安になる人も多いはず。
結果としては公式の問題集だけで合格は可能です。
問題集
テキスト
証券アナリストホームページからサンプル問題が60問あります。
こちらから ☞ サンプル問題
テキストは買わなかった
私は第3章だけテキストを買いましたが、
実際に受けてみて、問題集だけで充分だなと思いその後は購入していません。
結果的に問題集だけで合格することができました。
(テキスト代 高いしね。。。)
ホームページやYouTubeを活用
テキストを買わない代わりに、ネットを活用しました。
例えば
非上場株式等についての贈与税の納税猶予および免除の特例
がわからなかったとします。
その場合、検索すると税理士事務所のホームページやYouTubeにて
非常にわかりやすく解説されています。
丸暗記するにはわけがわからない!っていうときに調べていました。
制度の概要を理解して問題を解くと、理解度が桁違いに変わります。
問題演習が少ない
プライベートバンキングはFPなどと比べると、
アウトプットできる問題が少ないです。
そのため、問題を一つずつ丁寧に解いてください。
周辺知識や他にも問題に出されそうなところなどを意識しながら解くといいと思います。
知識を思い出すためにFP2級の問題を解いたりもしましたが、
問われるポイントが若干違ったりもします。
ただ、小規模宅地等の評価や、外貨手数料のなどはほぼ同じ問題も出るので、
「問題演習が足りない、もっと問題を解きたい!」の場合は解いてもいいと思います。
問題集のみで充分合格は可能
勉強した結果、問題集で充分合格は可能です。
理解を深めたい方はテキストも買ったほうがいいかもしれませんが、
基本的には不要だと思います。
受ける順番
私は問題集の発売予定で3→2→1の順番で取得しましたが、
どの順番でも問題ないと思います。
自分の得意分野から解いて試験になれることをおすすめします。
ちなみに3が一番試験範囲が少ないよ
通信講座の検討もあり
アウトプットの問題ができなくて不安という方は通信講座を検討されてみてもいいかと思います。
現在プライベートバンカーの通信講座をしているのはここだけです。
動画
わかりやすい動画で解説
- 図解や具体例を豊富に用いたわかりやすい解説。
学習テキスト
動画の内容を冊子でも
- コンパクトで持ち運びやすい B5 サイズ。
- 同内容の PDF 版をeラーニング上にも搭載。
- 問題演習後の復習等に活用可能。
演習問題
繰り返し演習で知識を定着
様々な演習問題を用意。
- 理解度チェックテスト
- 習熟レベルチェックテスト
- 模擬試験
問題集だけだと不安な方にはぴったり
まとめ
今回はプライベートバンカーについてまとめてみました。
参考になれば幸いです。
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